協議離婚に役立つブログを掲載しています

2人揃って離婚届を出す|第24話

離婚の無料相談を実施しています

協議離婚の流れ(進め方)を理解出来るように、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全26話ありますが、1話あたり数分で読める内容にしています。
(※ 全体の流れを掴むことで、効率の良い話し合いが期待出来ます。)

【登場人物】

夫 田中 一郎(会社員)
妻 田中 花子(専業主婦)
子 田中 琴梨(5歳)

田中一郎と花子は大学時代のサークル仲間から恋愛関係になり、
2人が就職してから3年後に結婚をして、現在8年目の夫婦となります。

花子は結婚と同時に仕事を辞めて、専業主婦として一郎を支えていました。

離婚協議書と離婚届にサインをした翌日、
花子と一郎は2人揃って、役所に離婚届を提出しに行きました。
(※ 本籍地以外の役所に提出する場合、別途戸籍謄本が必要です。)

役所に行く前に、共通の友人の自宅に出向いて、
離婚の報告と離婚届の証人になって欲しいと伝えました。

友人「本当に離婚するの?」
友人「落ち着いたら、ゆっくり話を聞かせて。」

突然の報告だったので、友人は驚いていましたが、
離婚届の証人欄へのサインを承諾してくれて、その場で書いてくれました。

そして離婚届を提出し、特に問題はなく受理されました。

一郎「あっさりしたものだな。」
花子「特に修正の指摘がなくて良かった。」

2人が書いた離婚届には不備が1つもなかったので、
役所から指摘を受けることもなく、直ぐに受理をされました。

離婚届の提出後、2人はその足で自宅に戻って、
花子は整理していた荷物を持って、琴梨と一緒に玄関に向かいました。

前日、花子は一郎が離婚届にサインをした後に荷物整理をしていました。

花子「琴梨ごめんね。」
花子「準備も出来たし出発しようか。」

琴梨も何となく離婚することを理解をしている様子で、
その姿を見た花子は、申し訳ない気持ちで一杯になりました。

一郎「養育費は約束通り払うから。」
花子「ありがとう。その言葉を信じているから。」

玄関前で2人の様子を見ていた一郎も花子と同じ気持ちで、
琴梨に申し訳ないと思うと同時に、養育費支払への決意をしました。

花子「これから頑張るからね。」
花子「寂しい思いはさせないからね。」

花子は琴梨にこのような決意をして、ドアを開けました。(第24話終了)

子の氏の変更許可申立を申請する|離婚物語25話もご覧下さい。
(※ 離婚物語全26話の目次はこちらにあります。)

当事務所では離婚公正証書や離婚協議書作成を通じて、
協議離婚に悩んでいる方の不安などを解消させて頂きます。無料相談も実施中。