離婚の大変さを思い返す|第26話
協議離婚の流れ(進め方)を理解出来るように、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。
物語は全26話ありますが、1話あたり数分で読める内容にしています。
(※ 全体の流れを掴むことで、効率の良い話し合いが期待出来ます。)
【登場人物】
夫 田中 一郎(会社員)
妻 田中 花子(専業主婦)
子 田中 琴梨(5歳)
田中一郎と花子は大学時代のサークル仲間から恋愛関係になり、
2人が就職してから3年後に結婚をして、現在8年目の夫婦となります。
花子は結婚と同時に仕事を辞めて、専業主婦として一郎を支えていました。
離婚後の手続きを全て終えた花子は、
一郎との協議離婚について、ゆっくりと振り返りました。
花子「結婚した時より何倍も大変だったな。」
花子「自分で調べながら、よくここまで出来たな。」
離婚協議を効率良く進めるための情報収集など、
全ての準備を1人でやり切ったので、離婚の大変さを痛感しました。
一般的に協議離婚は夫婦間の話し合いで解決を目指すので、
養育費など条件に関する情報収集は、全て自分(夫婦)で行う必要があります。
花子「離婚後の手続きの量には驚いたな。」
花子「色々な窓口に行く必要があって、大変だったな。」
離婚を考えた時点では、この手続きまで頭が回らなかったので、
いざ手続きを始めてみると、その量(運転免許証など)に驚きました。
離婚後の手続きの窓口としては、申請する内容に応じて、
市役所、警察署、パスポートセンター、家庭裁判所などに行く必要があります。
花子「相談した人は優しかったな。」
花子「専門家に依頼しても良かったかな。」
離婚協議書の作成を専門家に依頼をした場合、
花子の負担は減りますが、その代わり報酬の支払が生じます。
(※ 専門家は離婚情報を持っているので、自分で集める必要はなくなります。)
自分の負担軽減と報酬の支払という天秤は難しい問題だと感じました。
様々な思いを巡らせながら、琴梨のために頑張ろうと決めました。(終わり)
離婚物語全26話の目次はこちらにあります。
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