子供に離婚の報告をする時期
初めまして、行政書士の辻 雅清と申します。
2010年に開業以来、下記業務について力を入れております。
・離婚協議書作成(全国対応)
・離婚公正証書の代理作成(全国対応)
離婚協議書や公正証書を作成したご依頼者様との会話の中で、
子供に離婚を伝えるタイミングについてお話する機会があります。
今回はこの離婚を伝えるタイミングについてお伝えします。
【目次】
○ 子供に離婚したという事実を伝える
‐ 1つ覚えておいてほしいこと
○ チェックシートを使ってスムーズに離婚協議書などを作成
当事務所では離婚公正証書や離婚協議書作成を通じて、
協議離婚に悩んでいる方の不安などを解消させて頂きます。無料相談も実施中。
子供に離婚したという事実を伝える(報告)のは、
年齢や環境などを考慮した上で、自分が良いと考えるタイミングにして下さい。
(例 子供が小学校の高学年になったら、離婚の事実を伝えよう。)
ただ離婚に伴って行う氏の変更手続きや引越しなどによって、
子供が自然と気付く可能性も否定できないので気を付けて下さい。
(例 親権者(主に母親)が離婚後の氏に旧姓を選択した。)
特に子供が幼い場合、氏の変更は学校環境に影響を与える可能性があります。
(例 同級生から氏が変わったことについて聞かれる。)
ちなみに子供が高校生くらいだと離婚の準備中や話し合いの段階から、
離婚条件(養育費など)の話などを含めて伝えているご依頼者様が多いです。
(例 お父さんと離婚する。養育費は3万円。離婚後も氏は変わらないから。)
ここで1つ覚えておいてほしいことがあります。
子供「僕(私)のせいでお父さんとお母さんが離婚をした。」
このように子供が間違った責任を抱え込むことがあるので、
このケースでは自分のタイミングではなく時間をかけて説明して下さい。
丁寧に伝えることができれば、子供も少しずつ理解してくれます。
また離婚に至った経緯や原因によって対応は変わりますが、
子供と相手(主に父親)の関係が良好な場合は面会交流の話もして下さい。
面会交流は子供の成長に欠かせないものです。
思うことがあったとしても、子供が望めば実現する努力をして下さい。
(例 夫の浮気で離婚したから、面会交流を考えると嫌な記憶が蘇る。)
離婚することで夫婦(夫と妻)は他人になりますが、
子供と相手(主に父親)の親子関係は続き法定相続人にもなります。
ちなみに協議離婚の成立条件は3つと少ないです。
この条件に面会交流は含まれず、夫婦間で実施する(しない)を決定します。
(※ 離婚の意思・親権の決定・離婚届の提出、以上3つが成立条件です。)
最後に子供に離婚を伝えるタイミングは各々の判断ですが、
仮に伝えていなかったとしても、面会交流を実施することは大切です。
チェックシートを使ってスムーズに離婚協議書などを作成
離婚協議書や離婚公正証書作成のご依頼を受けた場合、
シンプルでわかりやすい離婚チェックシートの送付から始めます。
ここでは離婚チェックシートについてお伝えしていきます。
離婚チェックシートとは?
1.全13ページ63個の離婚条件を掲載
2.養育費と面会交流の条件が多く31個掲載
3.わかりやすいように○×回答形式を多く採用
4.協議離婚に関する情報や条件を集める時間を節約
離婚チェックシートがあれば離婚情報などを集める時間を省略できます。
つまり離婚協議書や離婚公正証書の完成期間、離婚届の提出時期を早めれます。
さらに離婚チェックシートを使えば夫婦間の再協議の回数が減ります。
なぜなら以下のようにスムーズに離婚協議を進めることができるからです。
夫「養育費の選択肢はAでいいかな?」
妻「Aでもいいけどその代わり例4は○にしたい。」
わかりやすいように○×回答形式を多く採用しています。
当事務所では20代~30代のご依頼者様が多いので、
離婚チェックシートには養育費と面会交流の条件を多く掲載しています。
当事務所では完成後、ご依頼者様の声のご協力をお願いしています。
この声は任意のお願いなので、ご協力を頂ける方のみ掲載をしています。
以下に離婚チェックシートに触れた箇所を一部抜粋してお伝えします。
・こちらの希望を書いていくと、
整理されて、先々のことが見通せてすっきりしました。
・作成に必要なチェックリストもシンプルでわかりやすく、
自分で作成していたらもっと時間がかかったと思います。
離婚チェックシートの詳細はこちらのページに掲載しています。
こういう訳で離婚チェックシートはご依頼者様からご好評を頂いております。
注1)離婚チェックシートのみの販売はしておりません。
注2)弁護士法の規定により、相手方との交渉はお引受できません。
当事務所では初回無料相談を実施しておりますのでお気軽にご利用下さい。