協議離婚に役立つブログを掲載しています

離婚協議書の原案が完成|第21話

離婚の無料相談を実施しています

協議離婚の流れ(進め方)を理解出来るように、
複数回にわたって物語形式(フィクション)でお伝えさせて頂きます。

物語は全26話ありますが、1話あたり数分で読める内容にしています。
(※ 全体の流れを掴むことで、効率の良い話し合いが期待出来ます。)

【登場人物】

夫 田中 一郎(会社員)
妻 田中 花子(専業主婦)
子 田中 琴梨(5歳)

田中一郎と花子は大学時代のサークル仲間から恋愛関係になり、
2人が就職してから3年後に結婚をして、現在8年目の夫婦となります。

花子は結婚と同時に仕事を辞めて、専業主婦として一郎を支えていました。

花子は専門家に相談をして得た情報を加えた上で、
一郎との間で合意した、離婚協議書の原案を完成させました。

原案のイメージが湧かない場合は、離婚協議書の書き方をご覧下さい。

離婚協議書に関する疑問が解消されていたので、
1回目の原案を作った時に比べると、大幅に改善された内容になりました。

花子「この内容なら一郎に見せれる。」

花子は原案の内容に納得出来たので、一郎に見せることにしました。

そして一郎は離婚協議書の原案をじっくりと読み込みました。

一郎「通知義務って何かな?」
一郎「清算条項って何かな?」

離婚協議の時に出てこなかったこの2点の内容について、
一郎は質問をして、花子はお互いにとって必要な条件だと伝えました。

花子は専門家から教えてもらった通り、2点の意味を丁寧に伝えました。

一郎「よく分かったよ。教えてくれてありがとう。」

離婚協議書の原案に記載されている他の条件については、
離婚協議の時に合意したものだったので、一郎は問題はないと思いました。

一郎「少し時間が欲しい。」
一郎「考える時間をくれないかな?」

原案を見た結果、一郎は内容についてある程度納得出来ましたが、
じっくりと読み返したいと考えたので、この場での返事は避けました。

又、相談に乗ってくれた同僚にも確認してもらいたいと思いました。

花子「問題ないよ。よく見て考えて欲しい。」

花子もこの場での返事を求めていなかったので、
一郎の提案を受け入れ、あとは返事を待つだけになりました。

一郎と花子の協議離婚も最終局面を迎えました。(第21話終了)

離婚の相談を同僚にする|離婚物語22話もご覧下さい。
(※ 離婚物語全26話の目次はこちらにあります。)

当事務所では離婚公正証書や離婚協議書作成を通じて、
協議離婚に悩んでいる方の不安などを解消させて頂きます。無料相談も実施中。